大学は就職の為か,研究の為か

たまにはコラム.

ニュースで就職活動が大変ですというニュースを見ると,
大学は「就職のための大学」という描かれ方になっています.
これでいいのでしょうか?

これは教授の授業のTA(teaching assistant)をやったことがある人なら考えたことがあるはず.
生徒が皆,就職活動を理由に授業に出席しないのです.
彼らを仕方の無い欠席とするか,ただの欠席とするか...
ほとんどの先生は前者にしてあげているようです.
(二週間の教育実習は正式に特別欠席として取り扱われる)

それと,高校の頃に,
「就職の為に~大学に行く」と発言していた人は少なかったはずで.
大半が「~を勉強勉強したいから~大学~学部」と宣言していたような...
(それは僕の高校が非常に偏差値が低かったせいもある)


僕の研究室の教授は,
生徒が就職活動で休むことをとことん嫌う人でした.
研究室の研究会は特に.
そんなこともあって僕は就職活動は,
今の会社と,数社の記念受験をやっただけとなりました.
運悪く最終面接が研究会と同じ日になってしまったので,
教授に頭を下げに行ったのを覚えています.

が,文句は言われなかった.
よくよく考えれば,大学院時代は真面目に研究していて,
月曜から土曜,毎日9時に研究室に行っていたからかもしれませんが.
(残業とかお泊りとかはしなかったけど)
なんであんなに頑張っていたんだ...?

と,私が何を言おうとも,
「就職のための大学」でありつづけるでしょう.

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