Saturday, July 01, 2017

[ポエム]美意識の範囲

日頃「デザインが〜」とか「こっちのほうが綺麗〜」という話をするものですが、
デザインや綺麗であることの対象であるそれが、日常のほんの一部であることには気がつきにくいものです。
例えば今の話がパワーポイントの資料であったとして、
そのパワーポイントを操作しているデスクトップは大抵煩雑なものです。

不思議なものでというか残念なことに、
世の中の9割以上がバッドデザインになりがちであり、
自分がこだわっている部分だけデザインにこだわっても、全体からみれば酷い有様となります。
しかしながら「美意識の範囲」を広げるのも大変なものです。
例えば服の話だと、自分が着飾るだけではだめで、
一緒にいる彼氏彼女の服装までふくめた意識が必要になります。
(不思議なことに友達同士だと同じような美意識レベルの服を着ていることが多い一方、
彼氏彼女または夫婦だと美意識が不釣り合いな光景を見ることが多い気がします)

これだけではなく、一般的な慣習としてバッドデザインを導入することになっているものもあります。
たとえばママチャリ。デザインだけでなく、機能性までも犠牲になっていますよね。
ママチャリが素敵だと思う人はほとんどいないはずですが、ほとんどの人が買うわけです。

こう考えていくと、apple製品のCMで見られるようにスタイリッシュな生活にしたいと思っても、
まず自分の美意識の範囲を広げないとですし、
社会的慣習にも抵抗していかなければならず、かなりの体力が必要となります。
しかし全く救いようがないとも思っていません。
ものを買うとき、それがデザイン的に愛せるかを考えるだけでも効果があると思っています。
たとえば歯ブラシであったり、トイレットペーパーであったとしても...
そのような買い物の積み重ね、あとは思い切った処分によって(僕の生活も)変わっていければよいなと考えています。

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