古いfedora/CentOSのアップグレードはリモートで実質使えない
こんな残念な記事を書くことになるとは思いませんでしたが... TLTR; grubに入れない環境ではpreupgradeコマンドの次に進めない 前回 触れたように fedora 9〜16では、次のバージョンにアップグレード(アップデート?)するために、 preupgradeコマンドが使えます、というよりそれが推奨されています。 fedora 16で具体的にやってみると(前回の繰り返しですが) yum clean all yum update yum upgrade yum install preupgrade preupgrade-cli "Fedora 17 (Beefy Miracle)" curl "http://mirrors.fedoraproject.org/mirrorlist?path=pub/archive/fedora/linux/releases/17/Fedora/i386/os/" > /var/cache/yum/preupgrade/mirrorlist.txt preupgrade-cli "Fedora 17 (Beefy Miracle)" ここで grep ^menuentry /boot/grub2/grub.cfg とすると一番上に「Upgrade to Fedora 17」みたいな名前が出てきます。 次回はgrubでこの一番上を選択したいので、 以下コマンドを実行します grub2-set-default 0 これでrebootすると、 grep ^menuentry /boot/grub2/grub.cfg の一番上が起動する...はずなのですが、実際は2番目が起動し、 いつまでもアップグレードタスクは動きません。 このようにリモートではupgradeはできず、マシンの前でgrubを選択しないとなのです... ここまで書いてあるのはsshやtelnetでしかアクセスできない場合の話です。 最近のサーバや、クラウド上のサーバなら画面へのリモートコンソール接続ができるので、 こういうことはないと思います。 参考サイト http://enakai00....