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DaaS+BYODでIT運用コストを下げる

本業ではないですが、僕はIT関連の管理をよくやります。 その時いつも気になるのがコスト。 色々調べると、今のところ一番IT運用コストを下げられるのはDaaS+BYODなんではないか、 と思って寝言半分にこの記事を書いてみます。 対象 だいたい社員十人の会社を想定して書いていますが、 業務マシンをガッツリ管理したいとか、セキュリティに気を使いたい場合はそれより少なくても大丈夫と思います。 運用コスト(月額料金)は後述します。 DaaSとは Desktop as a serviceのことです。 インターネット上にマシンがあるので、そこにリモート接続して使う感じになります。 今回は業務マシン=Windowsなので、Microsoft AzureのWindows Virtual Machinesを使います。 VDIとよく比較されますが、DaaSはサービス名称、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)は機能の名称って感じですね。 BYODとは Bring Your Own Deviceのことです。 社員の私物のPCやスマートフォン、タブレットを使って上記DaaSにアクセスします。 PCはWindows/Mac, スマートフォン、タブレットはAndroid/iOS (iPhone/iPad)どれでも使えます。 これがポイント。 メリット ・ハードウェアの管理(故障への対処)が完全に不要 ・どこからでもアクセスできる ・社内データの持ち出し防止になる ・社員が使いたい(好きな)デバイスが使える ・安い。約1400円/月・台〜 なぜDaaSだけ、BYODだけではだめなのか DaaSだけだと、会社PCからアクセスすることになりますが、会社PCのハードウェア管理コストがかかります BYODだけだと、やはり会社PCのハードウェア管理コストがかかります。 会社が管理しなければいけないハードウェアをなくすには、DaaS+BYODというわけです。 価格について 以下のWindows Virtual Machineをみてください。 一番小さいA0構成(1コアCPU, 768MB)では約1400円/月・台となっています。 ...

MacOSX Yosemiteネットワーク不安定問題を直す

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Mac OSX YosemiteはいいOSなのですが、ネットワークが不安定です。 起動してもなかなか無線LANにつながらない、 あるいは有線LANでもIPアドレスが割り当てられない、 という経験をされている方も多いのではないでしょうか。 これはYosemite 10.10から新しく使われているdiscoverydというプロセスの問題で、 前(Marvericks 10.9)まではmDNSResponderというものが使われていました。 しかしdiscoverydが不安定なためか、次のYosemiteのアップデートでmDNSResponderに戻されるようです。 http://www.macrumors.com/2015/05/26/apple-discoveryd-replaced-with-mdnsresponder/ とはいえ、それを待っている間はつらいので、 自力で先にmDNSResponderに戻してしまいましょう。 これを行うすばらしいスクリプトを作ってくれた方がいますので、これを使います。 https://gist.github.com/dlueth/36a3d5fbbc98a46ac14e 1. 上記サイト右側の「Download Gist」でダウンロード 2.  ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると解凍されます  (あるいはTerminalアプリで tar zxvf <ファイル名> を実行)  簡単のため、解凍してできたフォルダ名をgist36a3d5fbbc98a46ac14e-〜から、tempに変更しておきます 3. 以降usage.txtにも書いてありますが、以下をダウンロードします   https://copy.com/DKXr6KxqL1LrFkpA  2. で解凍してできたフォルダの中にmDNSResponder.zipを置き、ダブルクリックして解凍してください。  (あるいはTerminalアプリで unzip  mDNSResponder.zip を実行) 4. Terminalアプリを開き、2.で解凍してできたフォルダにcdコマンドで移動します  cd ~/Download/temp などと実行します 5. chmod +x...

IEのuser-agentを変更してinbox等が見れるようにする

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IEことInternet Explorerに対応していないwebサイトってかなりありますが、 警告を出すだけならまだしも、使わせてくれさえもしないもあります。 たとえばgoogle inbox http://inbox.google.com  とか(上記画像)。 普通のwindowsなら大人しくchromeやfirefoxをインストールすればいいですが、 windows 8 RTというかSurface RT/Srface 2ではそれができません。 そういう場合はuser-agentを変更して、chromeなどサポートされているブラウザを装いましょう。 1. F12キーを押すか、IEの設定メニューの「F12 開発者ツール(L)」を選択して開発者ツールを表示します。 2. 「エミュレーション」タブ>「ユーザーエージェント」で目的のuser agentに変更します これで見れるようになりますが、本当にIEでは表示が不可能なwebサイトの可能性もありますのでご注意を。 user agentを偽装して無理やり表示しているわけですので。

Linuxユーザーの6割がDebianかUbuntuという結果

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   w3TechがLinuxディストリビューションのユーザーシェアを常に更新しています。 http://w3techs.com/technologies/history_details/os-linux 2015/5/20現在のデータを円グラフにしてみたのですが.... 1位からDebian, Ubuntu, CentOS。これで全体の8割を占めています。 (ちなみにSLはScientific Lnuxの略です) こちらが推移です(W3Techのサイトにあるもの)。 昔はFedoraはGentooより使われていたのですが、 今やすっかり抜かれてGentooの2/3の規模になってしまいました。 しかしDebian根強い人気ですねえ。使っている人周りにいないんですが...

LINEにログインできないとき->問題報告フォームへ

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LINEのログイン時の問題としてよくあるのが ・パスワードを忘れた ・PINコードがわからない(忘れた) だと思いますが、この方法はぐぐればLINE公式のヘルプが出てきます。 問題は、パスワード、PINコードが正しいのにログインしようとすると、 「問題が発生しました。〜」 といったようなエラーが出てログインできない時です。 機種変更したり、本体をリストア(初期化、工場出荷状態に戻す)をした後などです。 この場合はLINEのシステム側でアカウントの問題を直してもらうしかありません。 こういう場合のLINEの問い合わせ窓口は、 https://contact.line.me/ja/ になります。 LINEのアプリでその他>設定>ヘルプ>登録メールアドレスが無効な場合には?>「問題報告フォーム」のリンク にありますが、これはLINEにログインしていないとできないので... "返信をお約束することはできません" とのことですが、 こちらが正しい情報を選択/記載すればほぼ対処してもらえます。 例えば今回の場合はiPhoneを機種変更した際に発生した問題ですので、 ・使用デバイス:iPhone  を選択 ・サービス:LINE  を選択 ・カテゴリ:アカウント:登録情報  を選択 ・詳細:引き継ぎ時にエラーが発生する  を選択 ・返信用メールアドレス:この問題報告フォームの連絡をもらいたいメールアドレス ・利用国の選択:日本Japan   を選択 ・登録電話番号:LINEに登録した電話番号。国番号からなので、+81-90-1234-5678とする (090-1234-5678の場合) ・登録メールアドレス:LINEに登録したメールアドレス。ログイン時に入力するやつ ・発生しているエラーメッセージ:選択肢になければ「その他」にして一言一句正確に回答すること。(LINE運営側はこのエラーメッセージの種類で、どこで問題が発生しているかが判別できるため) ・引き継ぎを希望するアカウントについて:LINE ID, 登録メールアドレス等を正確に入力 といった風に正確に記載します。 僕の場合は夜にフォームを送って翌日午後には回答がきて、 見...

余ったiPhoneを活用-ファクトリーアンロックでMVNO(ocnモバイルone)

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前回はR-SIMをつかってMVNO(ocnモバイルone)を使う方法を書きました。 http://nahareport.blogspot.jp/2015/05/iphone-r-simmvnoocnone.html 今回は、iPhoneをファクトリーアンロックするサービスでiPhoneをSIMフリー化する方法です。 この方法はR-SIM等を使うより割高なものの、 iPhoneが本当にSIMフリーになるので将来のOSアップデート等も気楽にできるようになります。 上記画像は「3G」になっていますが「LTE」または「4G」で使えています。 アンロック作業自体はiPhone本体なしで行われ、全てwebで完結します。 今回申し込んだのは、 https://myimeiunlock.com/ です。もし失敗した場合に返金をきちんとしてくれるところ、ということでここにしました。 59ポンド=約10000円でアンロックしてくれます。 申し込みにはIMEI番号が必要ですので、アンロックしたいiPhoneで 「設定」>「一般」>「情報」 として確認をしておきます。 MyIMEIUnlock.comのサイトでは、 softbankまたはauのiPhoneのアンロックにかかる時間は7-12daysとなっていますが、 僕の場合4/13に申し込んで1ヶ月かかりました。 アンロックが終わったら、 何も考えずにMVNO(今回はocnモバイルone)や他のキャリアのSIMを入れれば普通に使えます。 細かい説明は省きますが、 iPhoneはSIMロック状態をIMEIから確認することができます(有料)。 上記ファクトリーアンロックサービスを申し込む前後で https://digitalunlocking.com/  にて確認しましたので、その結果を貼ります。 アンロック前 Model: SVC,IPHONE 5,GSM,16GB,BLACK,CI/AR-JPN Activated: Yes iOS: 8.3 First Activation Date: 2013-10-13 Last Activation Date: 2015-02-21 Find...

Apple Watchを2週間使ってみた感想

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Apple Watchを使い始めてから2週間経ちまして、改めて気がついたことをまとめます。 ・使っている人見たことない!  電車でも会社でも全く見かけません... ・バッテリーはかなり持つ  他でも言われていることですが、公称の18時間を優に超えて持ちます。  一日つかっても画像のように70%程度残っており、  一泊の外泊なら充電器いらなそうです。 ・iPhoneのバッテリー消費が激しい  これも他で言われていることですが、  iPhoneのバッテリーがかなり 減るようになりました。  今まで一日使ってiPhoneのバッテリーは60%程度残っていたのですが、  Apple Watchを使うようになってから40%程度しか残りません。 ・子連れのパパ/ママにはおすすめ!  僕も子供がいますが、子連れだと両手がふさがっていることが多いです。  手を繋いでいたり、だっこしていたり...  そういうときに着信、メールやiMessageが来ても即対応できます。  iPhoneわざわざ取り出さなくてよくなったのは素晴らしいです ・iPhone 6が邪魔になってくる  iPhoneを取り出す機会が減ってくると、  「なんでこんな大きいiPhone持ち歩かなきゃいけないんだ」  みたいな変な気持ちになってきます。  iPhone5に戻そうかなと思案中です。 ・車の運転中便利そう  普段車は運転しませんが、運転中着信が来ても簡単に通話できますので、  安全運転の強い味方です ・音声入力がiPhoneより優秀  Apple WatchではiMessageの返信等で音声入力ができるのですが、  その認識精度がiPhoneよりも優秀です。  毎日つかっていますが、今まで 誤認識されたことは1回しかありません。 ということで、買う前に思った以上に気に入ってつかっています。 革バンドほしいなあ...