hamachiでリモートデスクトップ最終回
---追記---
2011/10/16 記事をwindows7に合わせて更新しました。
http://nahareport.blogspot.com/2011/10/hamachipc.html
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最終回ということは...yes. i did it.
セグメントが違ったり,proxyが挟まっている場合でもリモートデスクトップをしたい.
(会社のPCとか)
そこでhamachiをサービスとして動かし,(アプリをサービス化し)
ログインしなくてもRDが出来るようにします.
その,接続先のvista business/vista ultimateをどう設定するかを以下に書きます.
(多分xp proでも適応可能)
つまりは局所的な記事なので,万が一興味が有る人だけ読んで下さい.
1.まずはhamachiをインストール.
インストールだけで終了して下さい.起動とか,設定とかはしないでください.
後でのお楽しみです.
2.次にwindowsリソースキットをインストール.
3.コマンドプロンプトで以下コマンドを打つ.
"<リソキがインストールされたディレクトリ>\instsrv.exe" <適当なサービス名> "<リソキがインストールされたディレクトリ>\srvany.exe"
私の環境ではこうです.サービス名をTestServiceとしました.
"C:\Program Files\Windows Resource Kits\Tools\instsrv.exe" TestService "C:\Program Files\Windows Resource Kits\Tools\srvany.exe"
4.レジストリエディタを起動.windowsキー+rキー.
出たウィンドウにregedt32と入力し,enter.
5.HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\TestServiceを辿り,
TestServiceの上で右クリック-新規-キー
TestServiceの下に出来たキーの名前をParametersに変更.
Parametersの上で右クリック-新規-文字列値
出来た文字列値の名前をApplicationに変更.
Applicationをダブルクリックし.hamachi.exeのフルパスを入力.
私の環境では
C:\Program Files\Hamachi\hamachi.exe
でした.
さらにParametersの上で右クリック-新規-文字列値
出来た文字列値の名前をAppDirectoryに変更.
AppDirectoryをダブルクリックし.hamachi.exeがあるディレクトリを入力.
私の環境では
C:\Program Files\Hamachi
でした.
5の手順を終えるとこんな感じになります.
レジストリエディタを終了して下さい.
6.コントロールパネル-管理ツール-サービスをダブルクリック
(クラシック表示します)
サービスの中のTestServiceをダブルクリックします.
7.ログオンタブを選び,ローカルシステムアカウントが選択されている事を確認.
さらに,デスクトップとの対話をサービスに許可がチェックされている事(重要!)
8.全般タブを選び,スタートアップの種類が自動になっていることを確認.
開始ボタンを押し,サービスを開始します.
このウィンドウは閉じてOK.
サービス一覧のウィンドウも閉じてOK.
コントロールパネルも閉じてOK
9.しばらくすると,下記のようなウィンドウが現れます.
メッセージを表示するをクリック.
10.するとデスクトップが隠れ,下記のような画面になります.
hamachiがちゃんと起動してますね.
ここで,hamachiのネットワークの設定などをしてください.
この画面は,ユーザからは見えない画面のようです.
ユーザ画面からでは,hamachiが起動していることもわかりません.
これで設定は終わりです.
以外と簡単でしたね〜.(ブログにするのは大変ですが)
きちんとできたか試す方法ですが,
他のPCでhamachiを起動し,vistaのhamachiに設定したネットワークと同じものに参加します.
vistaのhamachiのIPが見えるはずです.
vistaを再起動し,ログイン画面を表示させます.
すると,他のPCからはvistaのhamachiが起動したように見えるはずです.
ログインしていないにもかかわらず.
ここで,他のPCでリモートデスクトップ接続を起動し,vistaのhamachiのIPを入力すれば,
リモートデスクトップ接続が始まります.
mac用のリモートデスクトップ接続のソフト(RDC)はこちら.
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