conda clean --allはやってはいけない

先日、「Minicondaは使ってはいけない」という間違った記事を書いてしまいました。
誤解をふせぐために、そのポストは削除いたしました。
このMinicondaがだめなんじゃないか、と思ってしまった原因がconda clean --allなのです。

conda clean --allは、Anaconda/Minicondaの不要なパッケージやキャッシュを削除してくれるコマンドです。
これを実行すると、AnacondaフォルダまたはMinicondaフォルダの容量を小さくできるのですが、
jupyter notebookが使えなくなってしまう(kernel error)のです。
jupyter以外にも悪影響があるのかもしれませんが、少なくともjupyterは使えなくなります。


conda clean --allは容量節約のために行うものと思いますので、
じゃあ容量をなるべく増やさない方針としては
・Minicondaをインストール
・必要なパッケージだけを厳選してconda install
・conda update --allとかはしない
というのが良さそうです。

Miniconda(Windowsの初期容量は0.4GB)程度ですが、
・conda install jupyter →1.7GB程度増加
・conda install scikit-learn → 1.6GB程度増加
となります。
なんだかんだ欲しいものインストールしていると、
MInicondaフォルダも5GBとかなってしまいます...まあAnacondaよりは小さくはできると思います。

最後にもう一度、conda clean --allはやってはいけません。

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