GenymotionとBlueStacksの比較

PCやMac上でAndroidアプリを使用するには、GenymotionとBlueStacksという選択肢があります。
Genymotionの記事
http://nahareport.blogspot.jp/2013/09/android-genymotion.html
BlueStacksの記事
http://nahareport.blogspot.jp/2014/01/androidpcmac-bluestacks.html
(またWindowsAndroidってのもありますが)
http://nahareport.blogspot.jp/2013/01/windows78android-windowsandroid.html

今回はGenymotionとBlueStacksの比較を行ってみたいと思います。

1. 用途
Genymotionは、PCやMac上でx86動作の仮想デバイス(完全なAndroid)を動かすことが目的。
BlueStacksは、PCやMac上でAndroidアプリを使えることが目的です。

2. 使うまで
上記過去記事を見て頂ければわかりますが、
Genymotionは仮想デバイスを用意する分、一手間かかります。
また、Playストアを含めたGoogleアプリは手動で導入する必要があります。
BlueStacksは初期設定が少しありますが、その後はPlayストアがそのまま使えます。

3.負荷
Genymotionでホーム画面を表示しているときのMacの負荷です
BlueStacksでホーム画面を表示しているときのMacの負荷です
あまり変わらないように見えます。
個人的判断ですが、体感速度は若干BlueStacksの方が速い気がします。

4. ベンチマーク
Antutuで測定。但しグラフィックは除いてあります。Genymotionが落ちてしまうので...
Genymotion
BlueStacks
Genymotionの方が上です。

5. 中身
これを一番最初に比較すべきだったか...
GenymotionはGalaxy S4 Android 4.3で計測しました。
BlueStacksは実はGalaxy S2で、Android 2.3.4なのです。
以上が比較結果です。
こうして見るとGenymotionが勝ちに見えますね。
しかし、BlueStacksは「Androidアプリを使う事」が目的になっていることもあり、
使い勝手が非常によいように感じます。
どちらも使ってみて、気に入った方を導入されたほうがいいかもしれません。

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