夏目漱石の作品について
昨日あんなことを言っておきながら、
今日は意外と時間があるので、ブログを更新します。
kindle3を買ってから、青空文庫でいくつか作品を読んでいるのですが、
よく読むのが漱石。
読んだ作品の感想をまとめたいと思っていたので、ここに記します。
青空文庫にもなっている物に対して、ネタバレという考え方は無いと思いますが、
気になる方は読まない方がいいかもです。
>>草枕
美しい情景が目に浮かぶ描写が多い。
おそらく主人公は、漱石のアーティストとしての部分を抽出した人物。
最初は非人情の世界の素晴らしさを話しているのに、
結局人情の描写に落ち着いてしまう。
>>虞美人草
途中で断念。
話は面白そうだが、場面がいちいち切り替わるので、
通勤時間にちまちま読んでいる身としては、読む気が失せてしまった。
>>坑夫
なんとも気味の悪い話。
主人公は本物の片道切符を買ってしまった。
が、僕らの日常でもこういう、行ったら帰って来れないものは結構ある。
あぶない。気をつけないとあぶない
>>こころ
高校の時に現代文の時間でやったような気がするが、
改めて読むと、先生がダメ人間すぎる...
「こころ」を描くには、こういうダメ人間が必要なのかもしれないけど、
なんともキツい。
とはいえ、当時の文京区あたりの雰囲気が伝わってくる描写が多くていいです。
(kindleでは、台湾出張中に読んだ)
>>三四郎
何度も読みたい、一番の作品。
(なんたって、上記坑夫の感想に、広田先生の台詞を使ってしまっている)
読んだ作品の中で、唯一清々しい、晴れ渡った空のような爽快感を味わえる作品。
>>坊ちゃん
有名な作品ですが、
なんか、ただごちゃごちゃしているだけのような感じ。
これが人気の理由がよくわからない...
>>道草
途中で断念。
雲行きがあまりにもどんよりで、読めなくなりました。
ほぼ漱石の自伝らしいですが、こんなに大変だったとは...という感じ。
>>明暗
途中で断念。
これも暗い..
漱石の絶筆ですが、最後の作品がこんなに暗いとは...
>>吾輩は猫である
これもちょっとごちゃごちゃしていますが、
人気があるのはうなづけます。
迷亭さんがいちいち来るのが面白すぎる。
今日は意外と時間があるので、ブログを更新します。
kindle3を買ってから、青空文庫でいくつか作品を読んでいるのですが、
よく読むのが漱石。
読んだ作品の感想をまとめたいと思っていたので、ここに記します。
青空文庫にもなっている物に対して、ネタバレという考え方は無いと思いますが、
気になる方は読まない方がいいかもです。
>>草枕
美しい情景が目に浮かぶ描写が多い。
おそらく主人公は、漱石のアーティストとしての部分を抽出した人物。
最初は非人情の世界の素晴らしさを話しているのに、
結局人情の描写に落ち着いてしまう。
>>虞美人草
途中で断念。
話は面白そうだが、場面がいちいち切り替わるので、
通勤時間にちまちま読んでいる身としては、読む気が失せてしまった。
>>坑夫
なんとも気味の悪い話。
主人公は本物の片道切符を買ってしまった。
が、僕らの日常でもこういう、行ったら帰って来れないものは結構ある。
あぶない。気をつけないとあぶない
>>こころ
高校の時に現代文の時間でやったような気がするが、
改めて読むと、先生がダメ人間すぎる...
「こころ」を描くには、こういうダメ人間が必要なのかもしれないけど、
なんともキツい。
とはいえ、当時の文京区あたりの雰囲気が伝わってくる描写が多くていいです。
(kindleでは、台湾出張中に読んだ)
>>三四郎
何度も読みたい、一番の作品。
(なんたって、上記坑夫の感想に、広田先生の台詞を使ってしまっている)
読んだ作品の中で、唯一清々しい、晴れ渡った空のような爽快感を味わえる作品。
>>坊ちゃん
有名な作品ですが、
なんか、ただごちゃごちゃしているだけのような感じ。
これが人気の理由がよくわからない...
>>道草
途中で断念。
雲行きがあまりにもどんよりで、読めなくなりました。
ほぼ漱石の自伝らしいですが、こんなに大変だったとは...という感じ。
>>明暗
途中で断念。
これも暗い..
漱石の絶筆ですが、最後の作品がこんなに暗いとは...
>>吾輩は猫である
これもちょっとごちゃごちゃしていますが、
人気があるのはうなづけます。
迷亭さんがいちいち来るのが面白すぎる。
Comments
あと、サイクンという響き。
時代を感じますよね。