Hamachiで実家のPCをリモート支援する方法



実家のPCをリモートでサポートしたり、メンテナンスするのにずっとHamachiを使っています。
Hamachiで家と実家をVPNでつなぎ、リモートデスクトップするのです。

リモートサポートは、VPNソフトでつないだり、リモートアシスタント機能を使うことでも可能です。
しかし、リモートデスクトップの方が、助けられる側の操作が全くいらないのと、
色々と便利なことが多いので、この手段を使っています。
また、Hamachiの最も重要な機能は、PCを再起動しても、ちゃんとサービスとして起動するところです。
windows updateなどしても、再起動を待つだけでまた接続できます。

尚、先に書いておきますが、下記手順が一つでも抜けると接続できません。
実家で設定する場合は、自分のPCも持って行って、
設定後に必ず動作確認してください。


0. 実家PC OSの更新
こちらからリモートデスクトップしないとですので、
実家PCはwindows 7 professionalかultimateでないといけません。
home premiumではだめです。
出費にはなりますが...実家までの交通費と時間を加味すれば安い気がします。
実家PCがhome premiumの場合は、最下リンクのanytime upgradeライセンスを購入し、
スタート-すべてのプログラム-Windows Anytime Upgrade-"アップグレードキーを入力します"
anytime upgradeライセンスのキーを入力すると、今のPC環境そのままでprofessional/ultimate
にできます。
わざわざインストールし直す必要がないのが便利です。


1. リモートデスクトップの設定
実家PCで、
コントロールパネル-システム-(左側カラムの)リモートの設定
"リモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する"を選択してOK。
また、実家PCのユーザ名/パスワードはお忘れなく。
リモートデスクトップ接続時に聞かれます。

2. Hamachiのインストール
実家PCと、自分PC両方にHamachiをインストールします。
このページの下の規約に了承し、"アンマネージド"の方をダウンロードします。

3. Hamachiの設定
インストールすると、上記画像のように起動します。
windowsが、このネットワークは家庭/企業/パブリック?と聞いてくるので、パブリックにします。
赤四角で囲んだボタンで、起動してください。
PCの名前を決める画面があるので、(特に実家側の方は)わかりやすい名前をつけます。
"ネットワーク"メニューから、"新規のネットワークの作成"を選び、忘れにくいネットワーク名でネットワークを作成します。
(ネットワークを作成したことがない場合)
実家側/自分側どちらかでネットワークを作成したら、もう一方からその同じネットワークに参加します。
するとHamachiの画面に、相手のPCと、VPNで与えられたIPアドレスが表示されます。

4. ファイアウォールの設定
実家側のPCで、
コントロールパネル-windowsファイアウォール-(左側カラムの)詳細設定(左側カラムの)送信の規則
真ん中のリストから、"リモートデスクトップ"を見つけてダブルクリック。
詳細設定タブで、ドメイン, プライベート, パブリックすべてチェックしてOK

5. 接続
あとは、自分側のPCから、Hamachiに表示されている実家PCのIPアドレス宛にリモートデスクトップ接続するだけです。
最後に必ず動作確認してください。

Comments

Popular posts from this blog

conda clean --allはやってはいけない

MacbookやiMacのSSD/HDDを完全消去する(High Sierra対応版)

意外とめんどいmac OSXでのddコマンド