Google Wifiのメリットとデメリット

先日買ったGoogle wifi、利点と欠点を書いてみます。

[良い所]
あまり定量的に言えないところですが、ネットワークが安定した気がします。
ウチはADSL回線ですので、
今までは動画再生しながら、アプリのダウンロード...なんかしますと、
動画が止まったり、逆にアプリダウンロードが動かなかったりということがありました。
そういうところが改善したような感じがあります。
ここで効いているのは、Google Wifiによるdouble NAT構造かと思います。
通常のWifiルーターは、ADSLモデムや光回線モデム自体がNAT..つまりルーター機能を持っている場合、ブリッジモードで動作します。
が、ADSLモデムや光回線モデムのルーター機能は残念な場合が多く、
ADSLモデムや光回線モデムのルーター機能を無効にして、Wifiルーター側のルーター機能を使う方法も多く公開されてるほどです。

Google Wifiはかならずルーター機能をONにするので、ルーターが二重の、ダブルNATという構造になります。
モデムからつながるのがGoogle Wifiだけの場合、事実上モデムのルーター機能は使われなくなります。
これが通信の安定につながっているのかもしれません。

なお、Google Wifiの特徴である「電波強度」については、狭い我が家には違いがわからないのでした...


[悪い所]
まずは価格です。15000円は高めですかね。
次に、上記ダブルNATのせいで、ポートを開けたりするのが難しいという点があります。
しかし現代においては、自宅にサーバーを置く人は少ないでしょうし、
外からアクセスできるNASも置いている人も減っていると思います(クラウドストレージサービスが発展したので)。
よってダブルNATでも困らない人がほとんどではないでしょうか。


Google Wifiの特徴として「簡単に使える」があると思いますが、
Wifiルーターの使われる実情を、よく調査して作られた製品なんだなということがよくわかります。

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